朝日新聞は2013年12月7日に電話世論調査を行い、8日付朝刊で報じた。特定秘密保護法の成立(6日)後、初めての世論調査となる。安倍内閣の支持率は46%で、前回調査(11月30日~12月1日)の49%から3ポイント落とした。一方の不支持率は前回の30%から34%へ4ポイント増えた。
同調査では、秘密保護法の国会議論が「十分だ」と感じたのは11%で、「十分ではない」が76%に達した。法案成立後もなお「賛成」が24%、「反対」が51%にのぼり、衆院に続き参院の委員会でも与党が強行採決したことについては、65%が「問題だ」と回答している。
また、フジテレビ「新報道2001」による世論調査(5日実施、8日放送)でも、安倍政権を「支持する」が59.2%と前回調査(11月28日)から6ポイント近く落とす一方、不支持は前回の30.4%から36.6%へ増えた。