張本さんの古巣は「東映天ぷら」に?!
張本さんの提案を受け、ネット上では野球チームの名称も「どうみても日本語じゃない」との反論が出た。イタリア語よりも馴染みのある英語だから違和感がないだけで、名物や方言を冠さない傾向は野球チームの方が顕著にみられるというのだ。
元をただせば「サンフレッチェ」は、地元に根付いたチーム名だ。かつて安芸国(現在の広島県西部)を治めた戦国武将・毛利元就の故事「三本の矢」に由来し、数字の「3(サン)」と、イタリア語で「矢」を意味する「Frecce(フレッチェ)」を合わせた。
本拠地にちなんだネーミングはまだある。北海道札幌市の「コンサドーレ札幌」(J2)は、北海道民を意味する「道産子(どさんこ)」を逆さに読んだ「こんさど」に、ラテン語風の「オーレ」をあわせたもの。佐賀県鳥栖市の「サガン鳥栖」(J1)は、選手の小さな力を集めた「砂岩」と「佐賀の」をひっかけた。「大きい」を意味する鳥取県の方言「がいな」を冠した「ガイナーレ鳥取」(J2)などもある。
それに対して野球チームの場合は「阪神タイガース」や「中日ドラゴンズ」などのように、動物にあやかったものが多い。張本さんの現役時代の所属チームも「東映フライヤーズ」、「日拓ホームフライヤーズ」、「日本ハムファイターズ」、「読売ジャイアンツ」、「ロッテオリオンズ」と横文字ばかりだ。球界を棚に上げた張本さんの発言に、ネット上はツッコミであふれた。
「笑わせてくれたわw」
「もはや喝でもあっぱれでもない」
「それ先に野球でやってみたらどうか」
「ヤクルトスワローズとかオリックスバファローズとかの方が噛みそうだと思うんですが…」
またネット上では「チーム名」の大喜利合戦も始まった。
「タコ焼き大阪」
「カキ広島 対 ウシ北海道とか…」
「豚骨福岡とか馬刺し熊本とか桃岡山とか蜜柑愛媛とかも容認して欲しいwww」
なお張本さんの古巣である「東映フライヤーズ」には、「フライ」を和風にした「東映テンプラ」なる改名案も出ている。