人が聞いた印象に近い「精密採点DX」
これらの番組で使用されている採点機能が、通信カラオケ「LIVE DAM」の「精密採点DX」だ。
運用する第一興商によると、音程の正確さを厳しめに評価し、「ビブラート」、「ロングトーン」、「リズム」、「安定性」、抑揚やこぶしなどの「表現力」で加点する採点方式だという。
他にも細かく採点基準を設けていて、「人が聞いた印象により近い採点」というところまで精度を高めているそうだ。
得点レベルは、95点以上が「プロ級」、90~95点未満が「上級」、85~90点未満が「やや上級」、75~85点未満が「中級」、75点未満が「練習しましょう」という。番組企画に挑戦する人は、勝者も敗者も「プロ級」「上級」という高いレベルでしのぎを削っていることは間違いない。
番組の人気にともない、採点機能についてカラオケの店舗への問い合わせが増えているそうで、全国的な「採点ブーム」到来もすぐそこかもしれない。