チケット売れず、客席ガラガラでも紅白出場 SMAP中居「ジャニーズって会社でかい」

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   SMAPの中居正広さんがテレビ番組内で「下積み」時代を語った。コンサートのチケットが売れずに、客席がほんとんど埋まらなかったこともあったという。

   それでもCDデビューをした年にNHK紅白歌合戦に出場しており、「ジャニーズって会社でかい」と事務所の後押しを強調した。

アンパンマンショーの次にSMAP

SMAPの中居正広さん(画像はイメージ)
SMAPの中居正広さん(画像はイメージ)

   中居さんが「下積み」時代のことを明かしたのは、「ナカイの窓」(日本テレビ系)でのことだ。2013年11月28日の放送では、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんからの、「イベントでお客さん集まんなかったときなかったんですか」という質問をきっかけに、デビュー時のことを語り始めた。

「デパートの屋上みたいなとこで、抱き合わせみたいにアンパンマンショーの次にSMAP」

   渡部さんから「それを下積みっていうんですよ」と指摘されたが、

「いや全然何も思ってないのよ。俺なんか昔はこんなことやってて苦労したねってのは、たぶんSMAPで誰も思ってない」

と笑いながら話した。

   SMAPは1988年にグループを結成して、1991年9月9日に「Can't Stop!! -LOVING-」でCDデビューを果たした。デビューまでに3年以上かかったうえ、オリコンチャートは最高2位で、当時のジャニーズとしては珍しくデビュー曲1位を逃している。現在は国民的アイドルグループでヒット曲も複数あるが、デビューした当初は苦戦していた。

   当時のことは、番組内で語られたライブのエピソードからもうかがえる。名古屋のレインボーホール(現:日本ガイシ スポーツプラザ)でライブをした際、幕が上がると「アリーナの半分しか埋まってない」状態だったという。

「これドッキリだと思いながら歌ってても、なかなか夏木ゆたかさんが出てこない」

   ドッキリ番組と勘違いするほどの客入りが少なく、「何かのミスかなと思ったけど、単にチケットが売れなかった」。

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