セブンカフェのコーヒー原価「50円台」は本当? 「流出資料」の計算結果に疑問の声も

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「アイスカップ33円?」「FCへの卸値じゃないの?」

   ネットでは、計算結果と実際の売価と照らし合わせて「原価高いな!」「セブンは良心的だな」「がんばってるな」「結構いい豆使ってるじゃん」「集客目当てなんだろうな」とセブンカフェを評価する声が多々あがった。日頃からの愛飲者からは「だからうまいのか、納得」との感想も。日が経つにつれ情報はどんどん拡散し、「1杯40~50円」という価格が独り歩きしている。

   だが仮に資料自体は本物だったとしても、この計算結果を「原価」とするのには疑問の声も上がっている。1つめの指摘は、計算に用いられたカップの価格だ。1万2500店舗という展開店舗数から大量生産していることを想定すると、1個につき33円(アイス)かかるというのは少し無理があるように思えるというのだ。2つめは、ここでいう「原価」はセブン-イレブン本体の仕入原価ではなく、本部が上乗せしてフランチャイズ店舗に卸している値段ではないかというもの。「本社が支店に利益込みで『販売』してるんじゃないのか?どう考えても単体原価として高すぎる」などと声が上がる。

   事実関係を確認すべくセブン&アイ・ホールディングスに問い合わせたところ、「流出の件はこちらでも把握していますが、内容については現段階では本物かどうかわかっていません」との回答だった。さらに詳しい質問をFAXで送ったが、「ご質問につきましてはご回答いたしかねます」として、話を聞くことはできなかった。

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