キャバクラなど水商売で働く人のための労働組合「キャバクラユニオン」は2013年12月3日、殺人事件などの被害に遭った女性に対する報道やネット上などでの「差別発言」に抗議する声明を発表した。
声明では、若い女性が被害に遭った殺人事件が起こると、世間では被害者の私生活や容姿などをあげつらい、特に女性が水商売で働いていると目された場合、「殺されても当然」といわんばかりの発言や、加害者への擁護論が横行すると指摘。こうした「水商売や風俗で働いているというだけで、多くのことは自己責任論に転化され、被害者に原因があると攻められる」風潮は差別だと論じ、こうした差別が「また新たな被害や事件を産み出す」として、こうした言論への抗議を表明している。