「富野にとっては最大級の評価だよ」「これはベタ褒めじゃん」
富野さんは、
「編集者は作者の思いを理解した上で、あれとは違う表現方法を探すべきなんです。そういうふうなコントロールをせずに、『進撃の巨人』をああいう形のまま出版するというのは、過激な性表現以前の問題じゃないかと僕は思います」
と語った。売れるという目線しかなくて、こういったマンガを平気でパスさせる無神経さが理解できないし、社会には良識というかインテリジェンスというものが存在していて、大衆の愚にはブレーキがかかるものだと思いたいが、実際にはインテリジェンスがそのように働くことはまれで、「進撃の巨人」をニュースとして取り扱う人たちにも制御は働いていない、などと嘆いた。
ネットではこうした富野さんの考えに納得できないという「進撃の巨人」ファンが多くいて、
「偉そうに。漫画はただ面白かったら良いんだよ」
「ガンダムもファンから見れば面白いかも知れないけど、俺から見たらつまらん」
「巨人よりガンダムのほうが強い!ということですか富野さん」
「また老害爺の嫉妬?」
などといった批判の声が挙がっている。
一方で富野さんファンだと思われる人たちからは「監督の言う通りだ」といった声も出ていて、特に、嫌いなものは貶しまくる富野監督が、作者の諫山創さんについて少し褒めている部分があることに驚いている。
「トミノがこういうって事は、進撃は名作ってことだな」
「嫌いなもの、評価しないものをここまで熱く語るわけないだろw富野にとっては最大級の評価だよ」
「これはベタ褒めじゃん」
などといった意見もネット掲示板やブログに出ている。