187万枚売り上げた曲もカラオケでは不人気?
オリコンが発表した2013年のシングルCD初週売り上げ枚数を見てみると、AKB48は5月発売の「さよならクロール」の187.2万枚をはじめ、2月発売の「So long !」の103.6万枚など、13年発売のシングルは全てミリオンセールスだ。
YouTubeの「踊ってみた」動画などで絶大な人気を博した「恋するフォーチュンクッキー」は8月発売のため、来年以降の楽曲ランキングでさらに上位に食い込んでくることが予想されるが、セールスランキング上位の曲はカラオケでは意外と歌われていないことが明らかになった。
日産スタジアムでのライブも成功させ、さらなる人気を獲得したももいろクローバーZ、今年人気再燃と言われたモーニング娘。の曲がベスト10に0曲というのも寂しい結果だ。
ジャニーズでは、3月発売の「Calling/Breathless」が、握手会やリリースイベントなど売り上げを大きく伸ばす特典なしに初週75.6万枚を売り上げた嵐も、楽曲のランクインはなし。13年発売のシングルが全て初週20万枚を突破し人気を伸ばしているKis-My-Ft2や、20~30万枚を安定して売り上げるSMAP、関ジャニ∞らもランクインしなかった。
AKB48、嵐はアーティストランキングには入っているため、沢山歌われていることは間違いない。ただ、誰もが歌う「定番カラオケ曲」がなかなか生み出せていないのがアイドルの現状のようだ。