「RJCカーオブザイヤー」にはマツダアテンザ
一方、NPO法人「日本自動車研究者ジャーナリスト会議」(RJC)が主催する、もう一つのカー・オブ・ザ・イヤー「RJCカーオブザイヤー」には、マツダアテンザが輝いた。輸入車を対象とする「RJCカーオブザイヤー・インポート」はボルボV40だった。マツダアテンザはディーゼルエンジンを始めとする動力・燃費性能と躍動感溢れるスタイリングなどが評価された。
RJC会員の自動車評論家やモータージャーナリストは、自動車メーカーの技術者出身や自動車雑誌編集者出身が多く、レーサーやラリースト出身者が少ないのが特徴だ。走り重視の日本カー・オブ・ザ・イヤーに対して、燃費や使いやすさなど実用性重視のRJCカーオブザイヤーといった両賞の棲み分けは、今年も変わらなかった。