民間の平均給与は408万円で2年連続で減少
そうしたなか、みんなの党の江田憲司衆院議員は2013年11月08日付のブログで、「やれやれ身を切る改革はどこへいった?・・・議員、公務員の給与カット打ち切り」と、嘆いている。
是非はともかく、給与削減があった自治体となかった自治体があるのでは、給与カットされた公務員も、「納得できない」と言い出してもおかしくない。
一方、国税庁の民間給与実態統計調査によると、民間企業で働く会社員やパート従業員などが2012年中に得た平均給与は408万円で、前年を1万円(0.2%)下回った。2年連続で減少し、1989年の水準まで戻った。
いわゆるサラリーマンの平均年収は467万6000円。人事院によると、民間給与と比較できる国家公務員・行政職俸給表(一)の職員の平均年収は、減額後でも616万円(13年4月時点)だった。