高速料金、平日昼間の割引廃止 「縮小」必至で、あとは国費頼み

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消費増税分の「値上げ」は確実

   とはいえ、年間4000億円の国費が1000億円以下に大きく圧縮されようというのだから、割引率が下がるのは、もはや避けられない。

   加えて、2014年4月には現行5%の消費税が8%に引き上げられる。消費増税に伴い、高速料金も「50円単位の引き上げになるかどうかは決まっていません」(NEXCO東日本)というが、NEXCO3社は増税分を上乗せする方針を固めている。

   利用者にしてみれば、このままでは割引の縮小と消費増税の「ダブルパンチ」だ。

   ただ、NEXCO3社が国土交通省に提出した料金案は、「決定」ではない。

   今後は2013年度補正予算案で、国が高速料金について、どのくらい予算を配分するかによって、3割引が5割引になったり、廃止が3割引になったりする。

   国交省は「割引するほど、NEXCO3社が儲ける機会を減らすだけになります」と厳しいことをいうが、利用者の負担がいくらか和らぐ可能性はある。

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