韓国が週刊文春「辛口コラム」にブチ切れた 与野党そろって抗議談話、「お互いさま」の余裕なし

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これも「軍国主義の復活」らしい

   適菜さんのコラムはそうしたプロフィールと、その外交姿勢を結びつける形で茶化したものだが、これにいち早く青瓦台がかみついた。発売当日の朝、複数の韓国メディアに、

「卑劣で、一生後悔するべき恥ずかしい内容だ」

という青瓦台関係者の発言が掲載され、「極右雑誌」週刊文春への一斉攻撃が始まった。

   週刊文春をめぐっては、14日発売号で安倍首相が発したという「韓国は愚かな国だ」という言葉が報じられ、国際問題になったばかり。文春は翌週号でも発言が事実だと強調、さらに問題の28日号ではコラム以外でも、韓国批判を大々的に展開している。こうした「遺恨」もあり、政界からも、

「言い返す価値もない。日本政府とメディアが理性を保つよう願う」(与党・セヌリ党)
「週刊誌がこうも暴走するのは、軍国主義の復活と無関係ではない。韓国人に対する挑発だ」(野党・民主党)

と与野党そろって抗議の談話が発表された。国会では審議不可能なほどに対立していても、日本がらみとなると途端に歩調を合わせた形だ。

   また韓国メディアからの批判は文春以外にもおよび、日本では雑誌がこぞって「嫌韓」記事を掲載、書店でも「韓国社会を露骨に歪曲した三橋貴明氏の著書がベストセラー」(国際新聞)になるなど、日本全体が「反・韓国」化していると主張する。

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