猪瀬直樹東京都知事が徳洲会から5000万円を受け取った問題がネットで話題になり、借用書の文面を書き換えたコラージュ写真を作るユーザーが現れて、ツイッターで「祭り状態」となっている。
2013年11月26日の記者会見で公開された借用書は、「金5000万円也」という文字や猪瀬知事の住所、サインが書かれた、極めて簡単なものだった。
借用書は「中学生がさっき作ったレベル」
押印がないうえに収入印紙もなく、期限や利子についての記載もなかった。
これに対してネットでは、
「中学生がさっき作ったレベル」
「書き方くらい勉強しろよwww」
「借用書で金額に漢字使用してないw」
などの突っ込みが相次いだ。
テレビで報じられてすぐに、会見で借用書を持つ猪瀬知事のコラージュ画像がツイッターに投稿され始め、「#都知事借用書駄コラ祭」というハッシュタグまで作られた。
「勝訴」「平成」といったコラージュ画像で定番の文字が借用書に埋め込まれたほか、ドラマ半沢直樹の「倍返しだ!」や、相田みつをもじった「にんげんだもの なをき」、「私のことは嫌いでも東京都のことは嫌いにならないでください」といったものが登場した。
コラ画像作りはエスカレートして、途中からは借用書に川越達也シェフの「ドヤ顔」をそのまま張り付けたり、借用書の代わりにアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクターを登場させたりして、ネットは大盛り上がりとなった。
「ラテアートで描けるレベルじゃないかと僕のなかで話題に」
さらには、
「猪瀬知事の持ってきた借用書が、ラテアートで描けるレベルじゃないかと僕のなかで話題に」
と、コーヒーの「ラテアート」を作ってツイッターに投稿する人も出た。カプチーノにミルクで絵を描くラテアートで、細かな文字を書くのは困難だが、あまりに簡素な借用書だったため、再現が可能だったというわけだ。
「NAVERまとめ」や「Togetter」などのサービスには、ツイッターに投稿された数々の借用書コラージュ画像、猪瀬知事ネタがまとめられている。