スウェーデンのペプシ公式フェイスブックページに、サッカーポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手の人形を使った広告写真が2013年11月19日に掲載され、批判が殺到する騒動があった。
写真が掲載されたのは、同日行われたワールドカップ欧州予選プレーオフ・セカンドレグ、スウェーデン対ポルトガル戦の前。人形は布製で、ポルトガルのユニフォームを模した赤い衣服をまとい、胸元にはC・ロナウド選手と同じ「7」の番号が付けられている。手足や口をひもで縛られ、線路に横たわり、キャプションには「我々はポルトガルの上を通過する」と書かれていた。また、何本もの針で刺された人形の写真や、頭をペプシコーラの缶で砕かれた写真も公開されていたようだ。
写真を投稿したのはスウェーデン人と見られているが、写真に「pepsi MAX」のロゴが入っていたため、Facebookページを管理する責任者に批判が集まった。ペプシ社は騒動を受け、写真を削除。「サッカーは刺激と情熱の競技だと思っています。我々はスポーツにネガティブな意味合いを与えたかったわけではありません」として、C・ロナウド選手やポルトガル国民に謝罪した。