インタビューでは「特定秘密保護法案」の単語は1度も登場しない
インタビューでは、赤旗記者が、
「藤原さんはインターネット上で、さまざまな政治や社会の問題についても発信しています」
と質問し、藤原さんが
「欧米の俳優などはテレビの前などでも堂々といろんな発言をしています。日本ではそこまでは難しい風潮なのは知っていますが、自分が気づいたことはブログなどで、書いていこうと思っています」
と答える場面がある。藤原さんがブログで法案について触れたことを念頭に置いているとみられるが、インタビューでは1度も「特定秘密保護法案」という単語は登場しない。
当然、藤原さんは産経新聞の記事に反発している。11月22日朝にブログを更新し、インタビューを受けた経緯について、
「個々の政党など関係なくこれまで各著名人にインタビューをお願いしてるコーナーということで、他の取材と同じように事務所が受けた取材のひとつ」
と説明し、反論した。特定の媒体を名指しこそしていないものの、産経新聞の記事を指していることは明らかだ。
「今朝のどこかのニュースでは interviewの1文だけを切り取り、私が秘密保護法案のネガティブキャンペーンをしているなどと取られる内容が書かれていました。とても残念です」