みんなの党の和田政宗議員も批判
さらに番組後半では、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の活動をはじめとする「嫌韓」現象にも触れ、日韓関係の冷え込みは「政治家、とりわけトップの責任が大きい」と出石解説委員は語った。
日韓両国首脳が、新しい政権になってから正式な形で会っていないのは異常な事態であると言い、安倍総理大臣とパク・クネ大統領による歴史認識に関する発言を並べた。番組の最後には、両国民がお互いに必要としあうパートナーになりえるのかを決めるのは、国民一人ひとりであると締めくくった。
もっとも視聴者の中には韓国寄りの番組内容と見る人もいた。オーストラリア戦争記念館での「旭日旗踏みつけ問題」を抗議したことで知られる、元NHKアナウンサーで、みんなの党の和田政宗参議院議員は、
「びっくり。さも日韓関係の悪化は日本が悪いかのような論調」
「これでは、NHKは基本的には中立的であるという私の論拠も改めなくてはなりません」
とツイッターで述べている。