路上喫煙している人の顔や姿を隠し撮りし、その写真をツイッターで晒している人物がいるなどとネットで騒ぎになっている。歩きタバコなど禁止されている行為だけでなく、コンビニ前の喫煙場所で吸っている人を撮影した写真もある。
ネットでは、決められた場所で吸わない人には罰を与えるべきだが、盗撮してその人の顔写真を晒すほうがもっと犯罪だといった批判が続出し、そのツイッターが「炎上」している。
「コンビニの入口付近には喫煙中の人がよくいる」
路上喫煙者の姿と顔写真をツイッターにアップしているのは「受動喫煙加害者の実態調査」と名乗る団体か人物で、「歩きタバコは刃物を振り回して歩いてるのと一緒です」などと説明し、歩きタバコだけでなく喫煙自体を無くそうと訴えている。写真は2013年8月30日からアップしていて、これまでに喫煙する100人以上の姿が晒されている。撮影場所は都内のようで、盗撮しているためピントがボケた写真もあるが、はっきり顔が分かるように真正面から撮影された写真も多くある。写真の説明には、
「歩くPM2.5は何処にでも湧く」
「そんなに煙がお好きなら中国に永住してくださってもいいのよ」
「歩きタバコしている人の隣で楽しそうに笑っている非喫煙者の神経もよくわからない」
「コンビニの入口付近には喫煙中の人がよくいるので買い物はスーパーで、どうぞ」
などと書かれている。また、「受動喫煙加害者の実態調査」の活動に賛同している人もいるようで、このツイッターのフォロアーが撮影したと思われる喫煙現場の写真もアップされていて、タバコを吸っている男性の名前や通っている高校、電話番号なども書かれている。