警備員1000人以上を動員
パレードにかかる費用は1億5400万円を見込んでおり、そのうち6280万円を企業から、9120万円を個人から集めることにしている。企業からは予定通り集まっているが、個人からの協賛金は11月19日時点で3800万円。まだ5300万円も足らない。
気になるのが多額の費用の内訳だ。最も多いのが警備費で7550万円。全体の半分近くを占めている。パレードを円滑に行うためには、沿道につめかけた人が車道に飛び出さないようにコントロールして安全を確保する必要があり、実行委員会では「削れない費用」だと話している。具体的には、警備員だけで1000人以上を動員し、それ以外にも案内・誘導係が多数必要になる見通し。警備以外にも、車両や音響関係で3900万円かかる。
実行委員会では引き続き個人協賛を受け付けており、仙台銀行、七十七銀行など地元の4金融機関から振り込んだ場合、11月29日までは振り込み手数料が無料になる。1口3000円で、優勝記念のオリジナルピンバッジがもらえる。
仮に11月24日までに残り5300万円が集まらなかったとしても、天候に問題がなければパレードは予定通り行われる。かかった費用を実行委員会が一度立て替える形だが、パレード終了後も引き続き協賛を受け付ける。それでも足らない場合の対応については、今後検討するとしている。