軽自動車の低燃費競争が過熱している。スズキは2013年11月19日、ガソリン車では最高となる1リットルあたり35.0キロメートルの燃費を実現した軽自動車「アルトエコ」を12月18日に発売すると発表した。
現在、最も燃費のよい「軽」の、ダイハツ工業「ミライース」(33.4キロメートル)を抜いてトップとなる。
スズキの「アルトエコ」は、エンジン内のピストンの圧縮比率を高めることで、より少ない燃料で出力を維持できるようにしたほか、エンジンオイルを見直して摩擦抵抗を低減。燃費性能を従来より6%改善した。ガソリン車で最高の燃費効率となり、トヨタ自動車のHV「アクア」(35.4キロメートル)と同水準となる。