Amazonオペレーター「PS4の出荷は止められていない」
この記事は公開直後からネット上で拡散され、「うわぁ。。。ソニーやっちまった」「Amazonで出荷停止ってどんだけ不良品なの…」「PS4が海外で出荷停止になったから、日本の発売日が守られるのか心配になる」などと書き込まれた。
一方、「普通カスタマーセンターの人間が知るわけないやろ。言っても、弊社では分かりかねますとかやろ」「正確なソースもなく出荷停止なんて断定する記事書いていいのかよ」など、記事の信ぴょう性への疑問の声も上がった。
GIGAZINEが記事に引用した「あるユーザー」のAmazonとのやり取りは、海外のゲーマーが集まる掲示板「NeoGAF」に投稿されたスクリーンショット画像を元にしている。初期不良のためにAmazonがPS4の出荷を止めているという情報源はこの画像しかなく、NeoGAFでも「このやり取りは本当なのか、ねつ造ではないのか」などと疑問視されていた。
やがて「GIGAZINEがねつ造に釣られている」として騒ぎになり、11月18日21時までにいったん記事は削除された。
その後、21時20分頃には改めて記事が公開されたが、見出しから「Amazon出荷停止へ」という部分が削除され、「PS4に初期不良『ブルーライトデス現象』が発生、Amazonレビューは混乱状態に」に変更。記事ではAmazonのカスタマーサービスとユーザーのやり取りを引用しつつ、「このやり取りはねつ造であるとされている」という記述が加えられた。「内容を修正した」との注意書きはない。
ちなみにJ-CASTニュースの記者が11月19日、Amazon.comのチャットサポートで「ソニーがAmazonに出荷を止めるよう指示したのは本当か」と質問したところ、「PS4の出荷は止められていません」との返答を得た。現在は在庫切れで、入荷を待っている状態だという。