米ニューヨーク・タイムズ系列紙「インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ」は2013年11月14日、慰安婦問題について、「米国は日本に謝罪を促すべき」とする論考を掲載した。筆者は朝鮮半島情勢の専門家として知られるビクター・チャ米ジョージタウン大教授、政治学者のカール・フリートホーフ氏。
日韓確執が米国のアジア戦略の障害となっているとの立場から、「最大の歴史問題」である慰安婦問題の解決のため、日本が「正式な承認と謝罪」、「安倍晋三首相による元慰安婦女性との面会」などを受け入れるよう、米国が後押しする必要があるとしている。一方で韓国側が国内の「反日」を理由に対話を拒むことも批判し、やはり米国の働きかけが必要だと論じた。