前回のオークションで売れ残っていた
実は前回の公売時(10月20日までの入札)にも、上記の写真を1枚70円の見積価格で出品したが、3セットすべて売れ残ってしまった。インターネットで取引されている金額や、問い合わせの件数などを参考に市場性を判断して、新たに1枚50円という価格を設定し直した。
仮に今回も売れ残ったとしても、「売れるまで出し続けるしかない」(同職員)。ただし、売れ残ったら必ず値段を下げるというわけでもなく、「妥当な値段で高く」売り、滞納税に充当したいという考えだ。
「官公庁オークション」の出品基準は、ヤフオクのガイドラインに沿い、法律違反をしていなければ問題ない。行政機関が売れると判断すれば、アイドルグッズでも差し押さえられて売りに出される。
物件のカテゴリ一覧には、「タレントグッズ」という項目もあり、ヤフーの広報担当者によると、過去には男性アイドルグループ「嵐」や「Kis-My-Ft2」のコンサート用うちわが出品されたこともあった。最近のアイドルだけでなく、山口百恵さんのブロマイド(見積価格2000円)も公売に出されている。