日本人の知り合いを頼って来日していた
暴行のケースではないが、ツイッターでは、ウラジミロビッチ容疑者と話したと明かす人もいた。
仙台市内の予備校に通うという男性(18)は、2013年10月22日にウラジミロビッチ容疑者とみられるドイツ人と仙台駅西口にあるステンドグラス前で30分ほど話したという。当時のツイートには、ツーショット写真もアップしていた。日本語は片言だったというが、仕事で来ていることや今どきの女性のことなどを英語で話したそうだ。男性は、「悪い人じゃなさそうだったので余計残念です」と漏らしている。
宮城県警の刑事総務課によると、ウラジミロビッチ容疑者は、パスポート上では、生まれはウクライナになっており、小学生のときに両親とドイツに移住したという。日本には、10月16日に3か月の観光ビザで入国した。本人は、日本人の知り合いを頼って来たと供述している。来日後は、仙台市内にいたことは分かっているが、何をしていたのかなどは、取り調べ中に逃走したため不明のままだという。
本人は切れやすいタイプではないかとしているが、粗暴癖の詳細については分からないとした。ホテルでの暴行以外の余罪については、現在捜査中だとしている。