元モデル・梅田賢三さん(25)との「不倫愛続行」が報じられたタレントの矢口真里さん(30)を「路線変更」して擁護する人物がいる。演出家のテリー伊藤さん(63)だ。
テリーさんは矢口さんの不倫騒動当初は率先して物申していたはずだが、今回の報道では「続いているのなら、それは一つの形」「こういう愛もある」と温かなコメントを連発している。インターネット上では自身の不倫報道が影響しているとの見方が強く、「ご意見番」としての地位が揺らぎつつある。
ブーメラン恐れて?テリー「続いてるならとやかく言えない」
矢口さんは自宅での連れ込み不倫がばれ、2013年5月に中村昌也さん(27)と離婚した。その後「体調不良」を理由に次々と仕事を降板し、表舞台に姿を現さないまま、10月13日にはブログで無期限の活動休止を発表。「このお休みは、また皆さんの前に元気な姿をお見せする為にいただいた貴重な時間だと考えていますので、日々大事に過ごしていきたいと思います」とコメントした。体調については今年9月に「FRIDAY」の取材に対し「もう大丈夫」と答えており、この活動休止は復帰を前提とした「みそぎ期間」というわけだ。
しかし活動休止宣言から約1か月後、週刊誌「週刊女性」(11月12日発売号)に不倫相手だった梅田賢三さんとのデートを写真付きで報じられた。焼肉デートを楽しんだ日の2ショット写真が大きく掲載され、矢口さんの自宅に梅田さんが出入りするなど半同棲も伝えられた。
離婚成立後ではあるが、矢口さんは事務所に「別れた」と報告していたとの話もあり、復帰を心待ちにするファンの心境は複雑だ。これまで不倫騒動を逐一紹介していた「スッキリ!!」(日テレ系)でも、再び厳しいコメントが飛ぶ・・・と思いきや、11月12日、13日の放送ではテリーさんらは徹底して擁護側に立っていた。番組冒頭からこの話題を扱った12日、テリーさんは「火遊びだって言われてたんですけども、続いているんだったらそれは一つの形ですからね、とやかく言えないですよね」とコメントした。
「風見鶏っぷりハンパネエ」「手のひらクルクル」の声も
翌日13日には芸能リポーターの井上公造さんが詳しい解説を行うと、加藤浩次さん(44)が「離婚が成立してるんですよね。そのあとその人と付き合ってて何が悪いんですか」と興奮気味に質問する。テリーさんも話を振られると「彼女はどこか恋愛体質がある。閉じこもってる状況の中ですがる人は彼だったんだろうね。違う愛の形が生まれているわけですからそれをよしとする、こういう愛もあるんだなと思う人も絶対存在する」「浮気したときにどういう精神状態だったか。結婚生活の中で何かやりきれないのを梅田くんが守ってくれたってわけだったのかもわからない」など擁護に回り長々と語った。
テリーさんといえば、以前は「自分の保身を考えている場合じゃない」などとカメラ越しに矢口さんを諭し、「もっと実は悪いことやってますよ。みんな阿吽の呼吸で言わないだけ」といった爆弾発言もしていた。その後、矢口さん批判を封印していたようだが、あからさまに態度を変えてしまったのは、週刊誌「週刊文春」(10月31日発売号)に報じられた自身の不倫記事の影響ではないか、と見られている。関係者の話をもとにした記事によると、テリーさんは長らく夫人と別居中で、「第二夫人」と呼ばれる50代の会社員女性と20年近く不倫を続けているという。本人は否定しているものの、本当ならば不貞行為を「断罪」するコメントは説得力に欠ける。
テリーさんによる擁護発言を問題視する人も少なくなく、インターネット上では「手のひら クルクルだね」「発言に責任を持てないコメンテーターは最悪」「みのもんたの次はこいつだな。」「風見鶏っぷりハンパネエな…ここまで軽薄になれたら楽だろう」といった声が挙がっている。