南海キャンディーズの山里亮太さん(36)といえば「アイドルファン」「AKB48の渡辺麻友推し」としておなじみだったが、ラジオ番組での発言などから「AKBからももいろクローバーZに心変わりした!」と指摘されていた。最近はももクロと同じスターダストプロモーション所属の「チームしゃちほこ」にハマっているとも話している。
そんな山里さんが、今度は「AKBに出戻りだ!」と騒がれている。ラジオで興奮気味にAKBの話をしたことがきっかけで、AKBファンからは「お帰り山里!」「今更戻って来るな!」と賛否両論だ。
「西野未姫ちゃんすごい!帰ってすぐWikiで調べた」
山里さんからAKBの話が出たのは、2013年11月14日放送の「JUNK 山里亮太の不毛な議論」(TBSラジオ系)でのことだ。
48グループの若手メンバー7人で結成されたユニット「てんとうむChu!」の「君だけにChu!Chu!Chu!」という曲をかけたのだが、この理由について「久しぶりなんですけども、AKBの劇場に行きましてこの前」と語り始めた。
研究生に降格していた1期生の峯岸みなみさんがキャプテンに就任し、新しく作られた「チーム4」の公演を、他のファンにばれないよう完全に変装して関係者席で観覧したとのことだが、「これがね、申し訳ないですけども、良かったのよ!」と熱っぽく語る。
チーム4は峯岸さん以外13期(11年12月お披露目)、14期(12年7月お披露目)という若手メンバーで構成されていて、「AKBがめちゃくちゃ芸能界のど真ん中にいるのを見て憧れて入ってきてるから、すごいレベル高いのよみんな。パフォーマンスも一生懸命よ。アイドルに僕が一番求める健気な一生懸命さがモロにあんのよ」と力を入れる。
中でも研究生時代から「三銃士」と呼ばれて注目され、「てんとうむChu!」のメンバーでもある岡田奈々さん、小嶋真子さん、西野未姫さんについて、「三銃士とはよく言ったもんで、すごいのよ。その3人のパワーたるや。このライブ会場に来たファンを魅了してやるっていうやる気がすごいのよ。西野未姫ちゃんって子がまあすごかった!帰ったらすぐWikipediaで調べた」と、新たな「推しメン」の発見に興奮を隠さない。
「これは多分次世代のAKBを作ってくメンバーなのよ。アイドル戦国時代の中で超巨大国家がグイグイ前行かないと全部が強くなっていかない。巨大国家が強くなり続けることでアイドルはまだまだ行くなと。夜明けっていうか次のステージを感じさせるくらいチーム4は良かった」
と太鼓判を押していた。
「再びAKBに興味持ってくれてありがとう」感謝のコメントも
山里さんはこれまで「不毛な議論」で、AKBのコンサート会場やAKB劇場がドン・キホーテの何階にあるかを間違えるなど、AKBファンを名乗る割には様々な失態を犯してきた。「じゃんけん大会」の主審を務めるなどファンの立場を利用したとも取れる仕事もしてきているので、他のファンからは度々非難や中傷を受ける憂き目にあってきた。
最近は他のアイドルについて話すことの方が多くなり、「もうAKBには飽きたんだな」とささやかれていた。
こうした中で「AKBに出戻った」とも取れる発言、しかも毎回倍率の高い劇場公演を関係者席で見たとなると、また他のファンの逆鱗に触れるのではないかと思われた。実際山里さんも番組中に「炎上」を恐れる素振りを見せていた。
「不毛な議論」ヘビーリスナーのAKBメンバー・松井咲子さんはGoogle+でファンと一緒に番組を実況していたが、コメント欄には「関係者席だと?!関係者じゃねーだろ!!」「今更関係者席?」「節操無いねぇ」「山里!お前がAKBを語るな!」などファンから怒りのコメントが書き込まれた。
一方、ツイッターや2ちゃんねるでは「劇場行ったんだ!なんか嬉しい」「嬉しいな…山里さんがAKBの話をしてるの」「山里帰って来いよw」「帰ってくるなら歓迎する」など、温かい声も上がっている。山里さんのツイッターアカウントあてにも特に非難めいたリプライは寄せられず、それどころか「再びAKBに興味持ってくれてありがとうございます」と感謝すらされている。