日本経済団体連合会が2013年11月13日に発表した大手企業の冬のボーナス(賞与・一時金)の妥結額(第1回集計)は、回答のあった76社の平均で前年比5.79%増の82万2121万円だった。増加は2年ぶり。1959年の調査開始後、バブル期の90年(6.15%増)に次ぐ高い伸び率となった。
「アベノミクス」による円安効果で、自動車が13.02%増の91万5818円と過去最高の伸び率を記録して全体をけん引したほか、セメントが7.14%増の71万2049円、食品も3.12%増の77万5768円と伸び、13業種中7業種で前年の冬を上回った。