日本版は大炎上の末09年に閉鎖
韓国の「読者参加」のニュースサイトとして一日の長があるのが、オーマイニュースだ。
00年に設立され、02年の大統領選では盧武鉉氏の当選を後押ししたとされる。
06年には日本版も開設されたが、記事を投稿する「市民記者」が寄せる記事が相次いで「炎上」し、08年に商品紹介サイトとしてリニューアルを図ったが、結局は09年4月に閉鎖された。
韓国でも不調続きだ。09年7月に発表された月会費1万ウォン(約920円)の会員組織「10万人クラブ」勧誘のための文書によると、オーマイニュースの収入の70~80%が広告収入だが、08年秋のリーマンショックで激減。政府からの広告も全く入らなくなり、08年に7億ウォン(約6500万円)、09年前半に5億ウォン(約6400万円)の赤字を計上したことを明らかにしている。