浅田真央最大の敵はやはり「キム・ヨナ」 「故障」「GP欠場」…それでも過小評価は禁物

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「大事を取ったというだけのことだったのだろうと思う」

   とはいえ、五輪を控えての足の故障は、マイナス要素には違いない。またGPシリーズで今季の演技を披露できないことは、審判団へのアピール不足という不安を残す。こうした点を挙げ、逆に日本では浅田選手の有利を主張する声もある。

   実際のところはどうなのだろうか。『「才能」の伸ばし方 ―五輪選手の育成術に学ぶ』(集英社新書)などの著書があるスポーツライター・折山淑美氏は、こう語る。

「12月には大会に出られるということは、(9月のけがは)大事を取ったというだけのことだったのだろうと思う。昨シーズンも、GPシリーズに出場せずに世界選手権に直行して優勝しており、審判からも評価を受けている。今年も、あえてGPシリーズに出て審判に顔を売る必要はないと判断したのだろう」

   まだまだ「過小評価」はできないとの見解だ。

   事実、英BBCがソチ五輪を前にまとめた「注目のメダリスト候補」10人の中で、女子フィギュアではキム・ヨナ選手がただ一人選ばれている。

   ソチ五輪は、2014年2月7日開幕だ。

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