日清オイリオグループの生活科学研究室は2013年11月8日、「わが家の夕食メニューの変化」についての調査結果を発表した。
10年前と比べて夕食でこだわるようになったポイントは、「栄養バランスやカロリーなどに配慮すること」が53%で最も多く、「量」(44%)、「調理時間を短くすること」(43%)が続いた。
「10年前と比べて、和食/洋食を作る頻度はどうなったか」という質問には、和食が「増えた」と回答した人が46%で、「減った」の6%を大きく上回った。一方洋食は「増えた」が13%、「減った」が32%だった。
和食が増えた理由(複数回答)は、「健康的だから」が72%で最も多く、次いで「カロリーが低いから」(46%)、「味の好みが変わったから」(39%)だった。洋食が減った理由は「カロリーが高いから」(67%)、「味の好みが変わったから」(43%)、「健康的ではないから」(19%)と続き、消費者の健康意識が高まっていることが明らかになった。
調査は13年8月9日から11日まで、全国の20~60代の女性を対象にインターネットで行われ、1199サンプルを得た。