福岡市が天神の「警固公園」に設置していた屋外喫煙エリアをなくすことを決めたため、ネット上で大きな議論に発展している。
廃止反対派は、繁華街にある大きな公園のため喫煙所があるのは普通のことであり、分煙も可能だ、などと主張している。
想定以上に喫煙者が集まる
警固公園は1951年に開園し、面積は1万1382平方メートルある。施設の老朽化や治安の問題があり12年春からリニューアル工事が行われ同年12月に完成したときに地下駐車場出入り口近くについたてを建て、その中を喫煙所にしていた。立地が西鉄福岡(天神)駅に近いということもあり、サラリーマンや買い物客、カップルの憩いの場にもなっていたが、想像以上に喫煙者が集まり「受動喫煙が心配」などと市に苦情が来たという。
市は13年11月11日についたてはそのまま残し中にあった6つの灰皿を撤去する。このことについてネットでは大きな議論に発展していて、子供やタバコが嫌いな人もいるわけだから撤去は当然だとする人は多いが、
「野外でしかも大きな公園なら喫煙所があっておかしくないし、煙が外に出ないようなブースを作るのもいい」
「どう見ても喫煙者に対する差別だな」
「喫煙所を無くすと公園のあちらこちらで吸ってしまう人が出るし、吸い殻ポイ捨てされるから逆効果」
などといった意見も出ている。