「人生いろいろ」などのヒット曲で知られる演歌歌手の島倉千代子さんが2013年11月8日、肝臓がんのため亡くなった。75歳だった。
島倉さんは1938年、東京・品川区生まれ。50年、12歳の時「戸倉千代子」の名前で童謡「お山のお猿」をリリースし、54年にコロムビア全国歌謡コンクールで優勝、55年に島倉千代子としてのデビュー曲「この世の花」をリリースした。57年にリリースした「東京だョおっ母さん」が150万枚の大ヒットを記録し、映画化もされた。
NHK紅白歌合戦には57年から04年まで計35回出場し、中でも87年にリリースした「人生いろいろ」は3回歌われ、国民におなじみの曲となった。
93年に乳がんが発覚し手術、無事成功していた。歌手生活45周年を迎えた99年には紫綬褒章を受章した。