ヤマダ電機、初の赤字 4~9月期 ネット通販と競争激化で

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   ヤマダ電機の2013年4~9月期連結決算は、営業損益が23億円の赤字(前年同期は213億円の黒字)に転落した。11月7日に発表した。上期の営業赤字は、02年に連結決算へ移行してから初めて。同社はどこよりも安い「安値保証」をしている。5月からネット通販が提示する価格まで値引きする保証を全国一律で実施したことで、激しい価格競争に巻き込まれ、採算性が低下した。

   夏場の猛暑でエアコンの販売が伸びたほか、薄型テレビの販売も復調傾向に転じたことから、売上高は8975億円と11%増えたが、売上高粗利益率は22.5%と3ポイント弱も低下した。

   成長戦略の柱に位置づける住宅事業の強化に向けて、店舗にコーナーを設置、専門知識をもつ人材を積極的に採用したことで販売費・一般管理費が膨らんだこともある。

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