ホテルオークラは2013年11月7日、全国で運営する13ホテルと関連会社3社のレストランなどで提供した計235品目に、メニュー表示と異なる食材を使用していたことを発表した。
表示が異なっていたのは6種の食材で、これまでに約38万6000食、販売額にして約8億7000万円分を提供していた。
「ホテルオークラ東京」では、中国料理店「桃花林」をはじめとする4施設で2007年7月1日から、芝エビと表示していたメニューに実際はバナメイエビを使用していた。また「チャイニーズテーブルスターライト」では、大正エビと表示しながら実際はイリアンタイガーを使用していたことも分かった。提供期間中に該当メニューを注文していた客には利用状況を聞いた上で、商品ごとに定めた金額をレストラン利用券で返す。