ボディーメークトレーナーの樫木裕実さん(50)がプロデュースするレッスンスタジオ「カーヴィーグランド」閉鎖騒動で、「著書の印税を一切もらっていない」と誤った発言をして批判されていた神田うのさん(38)が、またしても反感を買うような発言をしてしまった。
生前贈与にまつわるトラブルの話題で「たかだか1000万円」などと言ったことで、視聴者から非難のコメントが大量に書き込まれる事態となっている。
「貯金全額贈与されトンズラした長女」に怒った
問題の発言があったのは、2013年11月7日放送の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)でのことだ。
生前に自分の葬儀や墓の準備をしたり、遺産相続を円滑に進められるよう計画したりする「終活」について、最近トラブルが急増しているという特集が放送された。
一例として、階段から滑り落ちて両足を骨折した女性が、家に来て世話をしてくれた長女に貯金1000万円を全額生前贈与した。すると、長女はばったりと家に来なくなり、連絡も取れなくなった。長男が家に来た時に相談したら、「何で姉さんに全額渡すんだ、長男の俺に相談しろ」と怒られ、それ以降長男とも連絡が取れなくなり、貯金も家族も一気に失ってしまった、というトラブルが紹介された。
神田さんは「何これ」「信じられない」と怒り心頭の様子で、「1000万円という高額を目の前にすると豹変してしまう人もいる」との説明を聞くと「でも見捨てます?自分の母親。たかだか1000万で」と発言した。
「たかだか1千万?は?」番組ハッシュタグ付きで批判
神田さんの怒りはもっともだと思えるが、視聴者は「たかだか1000万」の部分が気になったようだ。ネット上には、「たかだか1000万だと お前の金銭感覚どうなってんの」「庶民からしたら"たかだか"じゃなくないか・・・?」「たかだか一千万と言えるのをアピールしたいんだろうなwww」など、怒りや非難の書き込みがあふれた。
ツイッターでは「#ノンストップ」というハッシュタグを付けてツイートすると番組に紹介されることもあるが、そのハッシュタグ付きでも「たかだか1千万で?は?金持ちは考え方が違うんだねぇうのさん(笑)」「たかだか、と言えてしまう人にはお金絡みのトラブルは理解できないよ…」などという投稿が見られた。
神田さんは10月31日放送の「ノンストップ!」でも、樫木裕実さんが「累計460万部売れた本の印税は一切もらっていない」と発言したが、翌日になってこれは間違いだったとしてブログで謝罪した。これについても、「ブログで謝罪かよ」「文体から反省が見えない」など非難されていた。11月7日放送回での生謝罪を期待する声もあったが、結局謝罪はなかった。