アルバイト店員が店の冷蔵庫内で寝そべったり、厨房で汚い行為をしたり、回転すし店で客がすしにタバコを指したりする写真をツイッターなどにアップする迷惑行為が相次いだが、今度は「迷惑動画」がアップされているとネットで騒動になっている。
動画のタイトルは「コンビニへのイタズラ」というもので、セブンイレブンで大量の商品を買い物かごに入れ、計算後に「カネが足りない」と返却する、というもの。動画が投稿されたユーチューブのコメント欄には「ふざけるな!」などといった批判が殺到し、「炎上」状態になっている。
実況を交え近距離で撮影していた
動画には中学生くらいの数人の男が登場し、
「今日はセブンイレブンで大量に物を買うけど、ジャンプ以外はいいです、という面白い動画を撮りたいと思います」
といい、店舗前での実況から始まる。うち一人は少し困ったように「凄く迷惑かかる」と不安げな表情だったが、カメラを回し続けながら店内に入っていく。そして買い物かごにポテトチップスやスナックなど大量の商品を入れる。
「見てください。こんなに買ったわりには僕の所持金は300円です。この300円でこれを買ってみたいと思います」
と実況し、店員に聞こえるように「みんなで食おうよ」「4人で食える?」「カネあるか?」などの小芝居が続く。レジに行き計算が終わり、金額が告げられた段階になると、当初の計画通りに「カネがない」。そして、「ジャンプだけでいいです」と買い物かごに入れていた集英社のマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」を2冊だけ買って帰る。動画の最後には「一件落着」の声が入り、カメラは男たちが店から出るまでを至近距離で撮影していた。
「こんな事やりやがると、ぶちのめすぞ!」批判殺到
この動画は2012年10月5日にアップされたものだが、ネットで「迷惑動画が見つかった!」と騒ぎになった。2013年11月5日頃からアップされているユーチューブのコメント欄に、
「コンビニの店員やっているけど、こんな事やりやがると、ぶちのめすぞ!」
「営業妨害」
「面白くないし、日本の将来が不安になってきた」
などといった批判が出て、「炎上」状態になっている。ツイッターに迷惑写真をアップする人たちを「バカッター」などと呼ぶが、こうした行為がユーチューブでも広がるのではないか、と考える人も出ている。