台湾から買えないことが明らかになる
台湾大手衛星放送局の「TVBS」は11月2日、
「ずっと(再読み込みをする)F5ボタンを押し続けて、手がつりそうになった」
といった利用者の不満の声を伝え、
「(日本の国土交通省航空局にあたる)民航局は、11月2日時点で申請は行われていないとしている」
とも指摘した。言わば「申請もしていないのに、台湾で売っていないのを行政当局のせいにするのはおかしい」という訳だ。
日本発着の往復チケットと日本発の片道チケットは、日本政府の認可があれば販売できる。だが、海外発着の往復チケットと海外発の片道チケットは、現地当局の認可が必要だ。ところが、バニラエアの説明によると、台湾では飛行機を少なくとも1機は所有していないと申請することすらできない。同社はエアアジア時代の航空機はすべて返却し、バニラエアとしての飛行機を受け取るのは11月中旬。現時点では1機も飛行機を持っていない。申請をしていないのは事実だが、「したくでもできない」というのが実情のようだ。
また、11月1日になって初めて台湾から買えないことが明らかになったことについては、同日の発売は「日本国内向けの発表」で、「台湾および韓国では発売開始日が確定した後に、発売をお知らせする場を設けさせていただく予定でした」と釈明している。
「台湾のお客様は非常に大切に思っております」とも話しており、飛行機を受け取った後に当局に申請し、12月上旬には発売したい考えだ。