1990年代には日本でも活躍した台湾人女優のビビアン・スーさん(38)が結婚間近であることが明らかになった。お相手はシンガポールを拠点にする海運会社の役員だ。台湾とシンガポールのメディアが相次いで伝えた。
「手つなぎデート」でブライダルショップに入る
台湾の中央通信によると、13年10月の時点では「恋愛中」だということは明かしていたビビアンさんだが、お相手については口を閉ざしていた。
この「お相手」を、11月3日になって台湾のアップル・デイリーが伝えた。同紙サイトに掲載された動画では、2人が台北市内で「手つなぎデート」する様子とらえている。ブライダルショップに入るところも目撃されており、ビビアンさんの家族が合流してドレスを選んでいたという。ビビアンさんは同紙に対して、事務所関係者を通じて
「とても嬉しくて幸せです。結婚に向けた準備をしており、伝統に従って先に婚約します。彼もわざわざ台湾に飛んできてくれました。今日は年長者に付き添ってもらってウェディングドレスを選んでいました」
とコメント。結婚が秒読みであることを認めた。
インドネシアで生まれ、8歳でシンガポールに移住
お相手は李雲峰さん(36)。インドネシア生まれの華僑で、8歳の時にシンガポールに移住。今はシンガポールに本拠地を置く海運関連会社「マルコポーロ海業集団」の最高経営責任者(CEO)を務めている。07年に離婚し、女の子を2人育てているという。
マルコポーロ社の役員紹介ページによると、李さんは西オーストラリアのマードック大学を卒業し、フランスとシンガポールにキャンパスを持つビジネススクール「インシアード」(INSEAD)と北京の精華大学で修士号を得ている。年次報告書によると、12年9月期の同社の売上高は8980万シンガポールドル(約71億円)にのぼる。
アップル・デイリーは、交際期間は7か月程度だとみている。李さんはビビアンさんの主演映画に投資しており、13年3月に行われたクランクインセレモニーが交際のきっかけになった可能性もある。
記事に寄せられた声では、
「お幸せに!」
「ついに運命の人が見つかってよかった」
「お似合いのカップルだ」
といった祝福する内容が大半だが、中には
「きっと真実の愛だww」
と、遠回しに「玉の輿」を疑う声もある。