トマトやイチゴの「赤」をブランドイメージとして発信する
12月から2月の冬の時期に東京で流通しているトマトのうち4割が熊本産でトップシェアを誇る。熊本産のスイカは生産量日本一で、イチゴは第3位。天草のマダイも、養殖マダイとしては全国2位の生産量を誇る。これらに共通するのは「赤」。蒲島知事は、
「前代未聞の大事件を通して、熊本に大切な『赤』があることを皆さんにお伝えしたかった」
「赤いほっぺをなくした時のくまモンの落胆ぶりは、『もし熊本の赤い素晴らしいものがなかったら…』という県民の思いに通じている」
と、騒動がキャンペーンの一環だったことを種明かし。くまモンも、
「お騒がせしてゴメンなさいだモン。一緒に探してくれて本当にサンくま!」
と頭を下げた。
特設サイト「赤いけん!ウマいけん!くまもと!」を通じて「赤」をPRするほか、14年1月には東京・丸の内でレストランフェアを開く。
会見には熊本県出身で「宣伝部長」を務めるタレントのスザンヌさん(27)も出席。14年1月に出産を控えるスザンヌさんも、
「たくさん熊本の『うまかもん、赤かもん』をたべてもらって、元気にすくすくと育ってほしい」
と話していた。