7人組アイドルグループ「FUJI★7GIRLs(フジセブンガールズ)」のメンバー全員がけがをしたことが2013年11月4日、明らかになった。
所属事務所は「治療に専念させている」と伝えるのみで、詳細には一切触れていない。撮影中に起きた出来事のようだが、一体何が起きたのか。
ブログやツイッターも続々「しばらくお休み」
2012年5月に結成された「FUJI★7GIRLs」は、パチンコ、パチスロメーカー「藤商事」のプロモーションガールという位置づけのアイドルグループだ。「ナナ味違う オモテナシ」をキャッチフレーズに、それぞれの個性を生かした活動を展開している。ところが11月4日、突然の「活動一時休止」が発表された。彼女らが所属するプラチナムプロダクションの公式サイトには「FUJI★7GIRLsの撮影中にケガをする事態が発生致しました」として、メンバー全員の名前が並んだ。
公式サイトによると、現在メンバーは治療に専念しているという。そのため、「しばらくの間お仕事をお休みさせていただきます」と活動の一時休止も発表された。今後の状況は追って報告するとのことだが、事故やケガの詳細は一切明かされていない。所属事務所に問い合わせたが、「担当者は外出中。本日中に戻るかどうかも分からない」と答えるのみ。メンバーらは次々とツイッターやブログの一時休止を発表し、真相は闇の中だ。
しかし、メンバーのここ数日のツイッターやブログを見ると、手がかりとなる記述がいくつかある。書き込みをまとめると、事故は10月末ごろから3泊4日で行っていた栃木ロケ中に起きたようだ。10月31日にはメンバーの黒沢美怜さん(24)が「身体中が痛い…」、11月1日には横川ユカさん(21)が「腰痛の時って何病院いけばいいのー??」とコメントしている。
リーダー鈴木「髪がボロボロ」「表面が溶けた」
リーダーの鈴木咲さん(26)にいたっては深刻だ。10月31日、鈴木さんは「髪がボロボロになったので念願のショートカットになるかも!笑」とツイートした。「髪はね、ほんとに沢山の人に褒めて貰った大事な相棒だったので、手ぐしもブラシも通らないってのが衝撃的でちょっと放心」とも話す。他のツイートでは、髪の表面が溶け、キューティクル(水分を保持してくれる髪表皮)がなくなってしまったとも明かす。「溶けた」ということは、炎などの熱または薬品がかかった可能性が高い。キューティクルは一度破壊されると再生は不可能とされており、鈴木さんは「タワシ」のようになってしまったロングヘアをばっさり切ることに決めたようだ。
さらに11月1日には「身に外的要因による色々な症状が出てしまっているので、暫く人前に出るのをお休みする事になるかもしれません」として、出演予定だった数日後のイベントへの不参加を報告した。2日には総合病院へ行ったともツイートしている。
ほかのメンバーも、皆、「気持ちは元気です」「私は大丈夫」と話しているが、事務所から口止めされているのか、詳細には触れていない。横川さんは11月4日に「今は詳細には触れないでくださいww」とツイートし、ファンに詮索しないようお願いしていた。
謎の多い公式発表、「髪の表面が溶けた」をはじめとするメンバーの気になる発言の数々は、ファン以外からも注目を集めている。インターネット上でも「やべえ真相が気になりすぎる」「肝心なことが書いていないのがなにか引っかかる」「髪の表面が溶けるケガとはいったい……」「アイドルだし被るのは小麦粉あたりまでにしといた方が」などさまざまな反応が出ている。中には「現場の安全管理がどうだったのかが問われる事案」「刑事事件にならんのかしら」と、事務所や制作側の問題を指摘する声も挙がっている。