一時心肺停止となった後、入院生活を続けている作家の中村うさぎさん(55)が、雑誌「サンデー毎日」2013年11月5日発売号で2か月ぶりに連載を再開した。
連載はタレントのマツコ・デラックスさんと週替わりで執筆しているエッセー「うさぎとマツコの往復書簡」。中村さんは、闘病生活の中で「人は誰かに甘えなきゃ生きて行けない」と思い知ったとして、パートナーの重要性を指摘した。ゲイである夫とは互いに恋愛感情はないものの、最大の理解者であり、最高に頼っている相手だと言う。「自分が死ぬ時、傍で見守ってくれる誰かがいる。それがパートナーなのよ」と説き、自分を必要としてくれる真のパートナーを見つけるべきだと、マツコさんに訴えた。
原因不明の症状で入院していた中村さんは、9月15日に病状が急変し、一時心肺停止状態に陥った。24日には集中治療室から一般病棟へ移り、現在も入院生活を続けている。9月29日からはブログも更新して病状などを報告している。