「この巻から入ってもいちおう前後はわかる」
五代さんは、第4回ファンタジア長編小説大賞(富士見書房主催)で大賞を受賞し、「パラケルススの娘」「柚木春臣の推理 瞑る花嫁」などの著作がある。宵野さんは栗本さんの小説講座で弟子として学んでいた。
「グイン・サーガ」はかなりの長編のため、途中の巻で読むのが止まっている読者も少なくないが、五代さんは
「この巻から入ってもいちおう前後はわかるように気をつけて書きましたので、しばらく読んでなかったわーという方もグインって?という方もどうぞお気軽にですヽ(*´∀`)ノ」
とツイートしており、131巻から読み始めても問題ないようだ。
ネットでは、別の著者が続編を書くことに不安を感じるという意見もある一方で、
「『こんなのボクのグイン・サーガじゃないやいっ』ってのは、もう栗本薫さん本人が書いていた時でもあったわけだから、今さらもいいところだし。どんどんいろんな『グイン・サーガ』が現れていけばいいんだと思うよ。それでこそサーガってものだ」
と期待する意見が多く書き込まれている。