「朝青龍がナイフで刺す」はデマ? ネットでは「張り手で十分だろう」と疑問の声

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   「朝青龍がナイフで人刺し逃亡か 本人否定 」――こんな見出しがネット上を駆け巡っている。大相撲元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(33)が酔っ払って口論相手をナイフで刺した、という。

   本人は否定するなど情報が錯綜しており、ネット上では「ドルジならナイフなしでいけるじゃん」などと「ナイフで刺したというのはデマではないか」との見方が強まっている。

「朝青龍なら、暴力沙汰は起こしてもナイフより先に手が出る」??

   11月2日朝の日刊スポーツのウェブ記事は、同日付のウヌトル紙などモンゴルの新聞各紙の内容として、「ダグワドルジ氏は2013年10月31日、モンゴル・ウランバートル市内で開催されたハロウィーンパーティーの席で酒を飲み過ぎて酔った末に、口論となった参加者をナイフで刺して国外逃亡した」と伝えた。報道に対して、本人は1日、自身のツイッター上で「またはめられた。冗談じゃない。報道とは違う。オレはそんなことはやっていない」と完全否定したという。

   ダグワドルジ氏の暴行事件は今回が初めてではない。2010年1月の初場所中に一般人を相手に起こしたとされる暴行問題で引退。12年5月にもウランバートル市内で酒を飲んで警察官に暴行、公務執行妨害の罪で罰金を支払った。

   しかし、ナイフという「得物」を使ったとされたのは初めてだ。それだけに日本のネットでは「やっちまったな」などと大きな衝撃をもって受け止められた。ただ、横綱時代の圧倒的な強さから、ナイフの使用について疑問の声も上がった。

「ドルジならナイフなしでいけるじゃん」
「朝青龍ほどの人間がナイフなんて使う必要あるのか それとも相手もモンゴル相撲の猛者だとか?」
「朝青龍がナイフで刺すのはなんか手加減な感じがしちゃう。普通なら顔面張り手で一撃死だもの」
「朝青龍なら、暴力沙汰は起こしてもナイフより先に手が出るだろう、 だからこの話はデマっていう、なんか不思議な論理だけど、みんなそう思ってるんじゃないか?」

殴られた相手が「ナイフで攻撃した?」

   実際、暴行をはたらいたのは事実のようだが、「ナイフで刺した」のはダグワドルジ氏ではないという説も出ている。日刊スポーツの2日付けの記事は3日までに更新され、

「ダグワドルジ氏は酒に酔って口論となった参加者を数回殴った。相手は殴り返した上、ナイフで攻撃したという。パーティーはハロウィーンを祝うためで、10月31日夜から開かれていたとみられる」

という内容に変わっていた。ダグワドルジ氏がこの反撃により顔に怪我を負ったという。

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