「人を殺したくて自衛隊になってる人もいるんですかね」 山本太郎スタッフが災害派遣の隊員見た後にポツリ、非難轟々

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   台風26号で甚大な被害を受けた伊豆大島(東京・大島町)では、今なお行方不明者の捜索が続き、消防や自衛隊、ボランティアなどが懸命に活動している。

   そんな中、山本太郎参議院議員(38)が「ボランティア」として現地に出向いたのだが、またしてもネットユーザーから大バッシングされている。カメラスタッフが災害救助の現場を見た後、「人を殺したいって言って自衛隊になってる人もいるんですかね」とつぶやいたことなどがきっかけだ。

ヘルメットも被らず、ラフなTシャツ姿で歩き回る

   山本氏は13年10月28日、「伊豆大島 ボラ(編注:ボランティア)活動」というタイトルで、現地に出向いた様子をライブ配信サービス「ツイキャス」で生中継していた。

   パーカーに黒っぽいパンツ、長靴というラフなスタイルで、ヘルメットも被っていない。島内を歩き始めた山本氏は、まだまだ片付いていない状況を見て「ちょっとエグいなぁ…」とつぶやいた。

   消防隊員や自衛隊員が活動している様子を見ながらうろうろ歩き回り、途中から暑くなったのかパーカーを脱いで半袖のTシャツ姿になった。スマートフォンで撮影しているスタッフが「こうやって一生懸命働いてる人たちもいるんですね、ちゃんと」と話しかけると、「この人らの力がなかったらどうにもなれへんもんな」と、作業員らに敬意を表した。

   歩き回っている一行は、民家の跡と思われる場所に散らばったCDを発見した。山本氏は「この家の人はどういう音楽聞いてたんやろ」と言うと、カメラスタッフが「ちゃんと生活してたんですね」と返す。「さだまさしと韓流があった」「なかなか…ふり幅が広いですね」「結構高齢者世帯やったんやな」と、世間話のようなトークを繰り広げていた。

   30分程歩き回って車に戻り、港へと走り出した。カメラスタッフが「わかってるようでわかってないですね」と言うと、運転する山本氏は「いやー、現場来なあかんな。あれだけの人が動いてるっていう事実もわかれへんしなぁ。自衛隊1000人つったってイメージわけへんやん。消防、警察…イメージわけへんもんな。数でだけ言われても。足りへんぐらいやん」と熱弁、島内をうろうろ歩いたことに意義を感じたようだった。

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