総務省が2013年10月29日に発表した9月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり28万692円で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比3.7%増加した。前年同月を上回るのは2か月ぶりで、3月(5.2%増)以来の高い伸び。
消費者心理の改善により、外食や秋冬物衣料、家電製品などへの支出が増えたが、基調判断は「持ち直している」に据え置いた。
季節調整ベースでは前月比1.6%増。また、勤労者(サラリーマン)世帯の消費支出は1世帯あたり31万5443円で、前年同月に比べて3.7%増加した。前年同月を上回るのは3か月ぶり。