モンゴルのツァヒアギン・エルベグドルジ大統領が2013年10月28日、特別機で北朝鮮の平壌に到着した。朝鮮中央通信が伝えた。空港では、ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長が出迎えた。大統領は、金正恩第1書記が政権を引き継いでから初めて迎える外国首脳で、滞在中に会談が行われる可能性もある。
モンゴルと北朝鮮は古くからの友好国として知られており、13年で国交樹立65周年を迎える。
日本とモンゴルの間も要人往来が活発化しており、大統領は13年の9月の訪日時には安倍晋三首相の私邸で会談している。拉致問題についても話し合われたとみられ、今回の訪朝で大統領が北朝鮮側に何らかのメッセージを伝える可能性もある。