「空気清浄機」市場、除去機能を競う インフルエンザ予防に「0.1マイクロメートル」対応のフィルターも登場

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ナノレベルの微粒子も通さないフィルター技術を使用

   注目されているのが、米国家電製品協会(AHAM)が定める世界基準CADR(クリーンエア供給率)でNo.1を獲得しているという、スウェーデンのブルーエア社の空気清浄機だ。独自のフィルター技術を開発し、0.1マイクロメートル以上の微粒子を99.97%除去。ナノレベルの微粒子も通さないほど、除去率を高めた。

   また、従来の空気清浄機が8畳を約7.5分で清浄していたところを2.5分で清浄する「ハイスピードな清浄力」も「売り」にする。

   国内勢では、パナソニックの「F‐VXJ」シリーズや、シャープの「KI‐DX」や「KI‐BX」の高機能シリーズは、0.3マイクロメートルの微粒子を集じんするHEPA集じんフィルターを搭載。加えて、「ナノイー」(パナソニック)やプラズマクラスター(シャープ)で室内の脱臭や静電気を除去する効果があり、0.1~2.5マイクロメートルの微粒子を広さ8畳で90分以内に99%除去する。

   前出のGfKジャパンの山田早穂アナリストは、「空気清浄機市場は『素早くキレイ』がキーワード」と指摘している。

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