楽天の内野安打、明らかにアウト? 「誤審が酷すぎる」の声相次ぐ

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本塁打以外でもビデオ判定を採用すべき?

   セーフの判定を受けて、ネット上では、審判に対する疑問の声が殺到した。

「余裕のアウトwww」「これはひどい誤審」「本当にいい試合だっただけにあそこだけは本当に冷める」

   さらに、ネット上では、ファン同士がチクリ合う様相も見せている。

   巨人ファンと見られる書き込みからは、「これがマー24連勝の真実」「仙台名物震災ジャッジですね」「これが無ければ負けてた試合だったな」と揶揄する声まで出た。一方、楽天ファンらからは、「だったら普段からほかのパリーグファンが大騒ぎしてる」「誤審が悪いのに何故球団を叩くんだ?」「巨人もだいぶ審判に助けてもらってるようだけどね」といった反論が上がっていた。

   誤審騒動は、前回2012年の日本シリーズでも起きている。

   巨人対日本ハム戦で、巨人の打者にボールが当たっていないのに、日ハムの投手が危険球を投げたとして退場処分になったのだ。この試合で巨人は勝ち、その勢いで日本一にもなっている。

   米大リーグでは、誤審も目立つことなどから、2014年のシーズンから本塁打以外でもビデオ判定を採り入れる見通しになっている。日本でも3年前から本塁打にビデオ判定が行われているが、ネット上では、日本のプロ野球も同様にすべきだとの声が出ていた。

   ただ、本塁打以外に拡大するには、クリアすべきことも多いようだ。報道によると、野球界には、試合が長引く、審判の威厳が失われる、システム構築に相当のお金がかかる、といった問題点を挙げる声が出ているという。

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