2013年9月30日に大リーグのレギュラーシーズンを終え、日本に帰国中のレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)だが、心休まらない時もあるようだ。
ツイッターで週刊誌の記者に待ち伏せされたと報告、苛立ちの気持ちを投稿した。フォロワーからは同情の声が寄せられているが、追われることをいちいち気にしているとして「小物すぎる」との意見もある。
「人のプライベート売った金で飯食って悲しくないの?」
「週刊誌の車に待ち伏せられてたから逆に追いかけてたんだけど、この人たちは人のプライベート売った金で飯食って悲しくないのかね?んでなんで毎回黒塗りのいかにもって感じの車なの?」
「んで信号待ちで声かけてたら、『え?なに?』みたいにしらばっくれるもんだからしつこく言ってたらカメラ出してきた(笑) 家族が悲しむぞー」
13年10月27日夜、ダルビッシュさんは怒り半分、呆れ半分といったこんなツイートを投稿した。
フォロワーから「逆に写真撮ったれw」とけしかけられると、「キッチリいただきました」と既に撮影したことも明かす。「俺どんだけ暇なの?」と自分に突っ込みつつ、「撮ろうとする週刊誌、見つけて追いかける俺、見つかって逃げる週刊誌、言いたいこと言って帰る俺。10月27日、間違いなく俺らは暇だった」と詩的な自虐もしてみせた。
さらにフォロワーから「さすがに週刊誌の人らを撮った写真を載せるのは無理ですか?ダルビッシュ週刊誌を逆に!」と提案され、「顔映ってなかったら載せていいのかな?」と乗り気になっていた。
「日本シリーズ見ろよ」との突っ込みも
一連のツイートに対し、フォロワーからは「あいつらはクソですね。そんな下等な奴らと絡まないほうがいいですよ!」「俺だったらカメラぶっ壊してやるかもしれません」「日本では落ち着ける場所が無いですな」など、週刊誌批判や同情のリプライが寄せられた。
一方「記者の写真を逆掲載」の悪ノリには、「その心理は週刊誌の心理と一緒ですよ」「週刊誌と同じレベルにダルさんが落ちる必要はないかと」と諌める声も上がった。また、27日はダルビッシュさんと仲の良い楽天イーグルス・田中将大投手がジャイアンツ戦に登板していたこともあり「日本シリーズ見ろよ」との突っ込みもあった。
ネット上では「ダルは相変わらずしょーもないことやっとるな」「ダルのツイート小物くさいから勿体無い。実力すごいのに」など、「やることが小さい」と呆れている書き込みも見られる。
ただ、これまでのダルビッシュさんと週刊誌との遺恨を振り返ると、追跡にナーバスになるのも無理はないのかもしれない。
10年11月、元妻の紗栄子さんとの離婚騒動の際、最初夕刊紙や週刊誌はダルビッシュさんが連日夜遊びしているのが原因などと報じたが、ダルビッシュさんが「何で俺だけ悪いみたいなってんねん。アホちゃう」と怒りのツイートをすると、一転「紗栄子さんが悪妻だった」との報道が出始めた。
11年1月には、紗栄子さんとの離婚協議中に元プロゴルファーの古閑美保さんの部屋に連日泊まっていたとフライデーに報じられたが、「ちょっと女性と自主トレしたら、色んなの勝手に作り上げて記事に」と否定した。13年6月にも、古閑さんがダルビッシュさん名義のマンションに住んでいると女性セブンに報じられたが、「家すら買ってもいないし、借りてもいないのに!(笑)」と否定、「週刊誌は信じるもんじゃないですよ」「一部でも売るために何でもしますから」と批判していた。