「IT業界にブスはいらない」という刺激的な見出しをつけたブログの記事が話題になっている。
「女なんて可愛くて、接待の席で笑顔で酒飲めればそれで充分」といったくだりもあり、「女性蔑視ではないか」といった意見が多い一方で、「世の中そんなもんだ」という肯定・容認派もいて、賛否両論になっている。
「女の子が可愛い方が男のやる気も出る」
「ひびたま」というブログに掲載された2013年10月18日の記事だ。「可愛い女の子しか採用しないと噂の某IT企業」に勤める男性エンジニアと、ブロガーとのやりとりが書かれている。
ブロガーが「顔で採用しているんじゃないの」というストレートな質問をぶつけると、
「そうだよ。だって女の子が可愛い方が男のやる気も出るし取引先にも有利で業績は上がる。なんでどこもそうしないのかそっちの方が謎じゃん」
とあっさりと「顔採用」を認めてしまった。
理由は、若い女性社員にプログラミングの技能を求めていないからのようだ。男性エンジニアは、「だってさ、俺達は激務じゃん。誰も若い女に深夜までプログラム書いてくれとかシステム周り見てくれなんて頼んでないわけ」といい、「あんな年中腹痛いだの頭痛いだの言ってる奴らにそんな事出来るわけないし」とも付け加えた。
女性社員に求める要素は単純で、
「女なんて可愛くてメールとエクセルとワードが出来て接待の席で笑顔で酒飲めればそれで充分。それは俺たちには出来ない仕事だしそれで業績が上がってるんだから良くやってくれてると思う」
と、独自の主張をしている。接待で「活躍」し、実際に業績にも反映されているから問題ないということのようだ。
「んで、20代後半になったら結婚して辞めてく、それでいいんだよ。若くて可愛い女なんて毎年下からポンポン出てくるんだから(笑)」
女性蔑視ともとれる発言に、ブロガーの男性は返答に戸惑いながらも、「合理的とまでは言わないですけど『一理ある』かな」としている。
社員の入れ替わりが激しく、体力も要求されるIT業界の構造に言及し、
「男と女なんて身体の作りから考え方まで違うわけで、そういった面で男には男の、女には女のやるべき事があるのではないかとは前々から疑問に感じていた」
と書いている。