全国の大学に「100円朝食」広がる 食生活改善促し、授業出席率アップも?

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14年間、期間限定で「朝食タダ」

   さらに大盤振る舞いなのは、白鴎大学(栃木県小山市)だ。1999年から毎年、期間限定で学生を対象に朝食を無料で提供している。今年は4月8日~26日の2週間、キャンパス内にある3か所の食堂で実施された。学生には好評で、「授業にスムーズに入れる」「経済的に助かる」「毎朝みんなで食堂に集まることで1日の流れができて勉強に身が入る」との感想を、4月20日付の下野新聞が伝えている。

   無料期間終了後も、学食1か所では100円朝食が提供される。1日限定150食だが、無期限だ。大学側の負担により実現しているという。

   京都産業大学(京都市)の事例は、立命館大が100円朝食を導入する際に参考にしたそうだ。「あさイチ定食」と名付けて4月8日から提供しているが、4月と9月のそれぞれ2週間ずつ、1日限定50食で無料でふるまった。

   立命館大では今回の試験導入を経て、2014年から衣笠キャンパス(京都市)と合わせて「毎日100円」をスタートさせる予定だと、広報担当者は明かした。「激安朝食」目当てに朝から学生が学校に来て、授業の出席率も上がれば言うことなしといったところか。

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